山梨肺癌研究会会誌 第19巻1号 006-009(2006)
胸腔鏡下に切除しえた孤立性肺動静脈瘻の一例
細川洋 桜井裕幸 羽田真朗 千葉成宏
小山敏雄
〈要旨〉62歳、女性。市の健康診断にて胸部異常影を指摘され、近医受診。CTにて肺動静脈療(pulmonary arteriovenous fistula: PAVF)と診断され、精査加療目的に県立中央病院外科受診。PVAFは右肺S3に存在し、孤立性であり、流入動脈・流出静脈とも径5mmであった。中枢神経合併症の予防目的に胸腔鏡下に切除した。
〈キーワード〉孤立性肺動静脈瘻、遺伝性毛細血管拡張症
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